0. ニュース
憲法カフェ 7月13日(金)西白井駅前のアンズハウスで
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憲法は法律の大親分みないなもので、それを守らなければならいのは国民だと漠然と思っていました。
市長選挙の争点 徳本さとる 伊沢ふみお[2015/04]
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今回の市長選挙には、市民派の徳本さん、現職の伊沢さんが立候補しています。争点は三つあります。
- 無駄使いをやめて学校で給食を作る / 給食センタを新しく建築する
- 北総鉄道運賃にどこまで本腰を入れて取り組むか
- 情報公開や市民参加を進める / 進めない
徳本さんは、お孫さんと一緒に写っています。だしに使っているようだなと思っていましたが、子供や孫、若い人たちのことを考えた街にしたいということです。
徳本さとる のページはこちら からご覧になれます。
伊沢ふみお のページはこちら からご覧になれます。
私(達)は、自分達のまちを少しでも良くしようと活動してきました。皆様のおかげで、その方向に進んでいるように思います。
そんな中で、原発事故が起きました。私は、子ども達を守ることができなかったと反省しています。今からでも、できるだけのことをしようと考えています。その一つが、白井市を去るということでした。いろいろと悩みましたが、そう決めました。
新白井の会は2012年3月に解散しましたが、それぞれのメンバーは今後も活躍していきます。
いままで、ありがとうございました。
(早川由紀夫教授の汚染地図)
放射線についての講演会 9/17開催 [9/13]
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今度の土曜日に講演会があります。先生のお話は分かりやすいので、皆さんにも聞いていただきたいと思います。
講演会の抄録をこちら からご覧になれます。
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日時 |
9月17日(土) 午後4時〜6時 (3時半開場) |
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場所 |
白井コミュニティセンター |
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建物の前の駐車場は小さいですが、
木下街道の反対側をすこし行った所に広い駐車場があります。 |
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テーマ |
食べ物と放射能 (資料代500円) |
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講師 |
安田節子さん |
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主催 |
放射線についての講演会 実行委員会 久保山 |
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保育 |
保育があります。保育については15日(木)までに下記に申し込んでください。 |
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柴田 090-4068-3792 shibata-k@rurbannet.ne.jp |
白井市は、給食を食べる子どもの立場に立って欲しい [8/21]
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先日、元我孫子市長で消費者庁長官の福嶋浩彦さんの講座に参加しました。ポイントは二つありました。
(1) 自治体の担当者は、自分で決めずに国に決めてもらおうとしている
消費者庁は、消費者行政に使うお金を自治体に渡していますが、それをひも付きの補助金という形でなく自由に使えるお金にしようとしています。それに対して、自治体の担当者は、ひも付きにしてくれと要求しています。自由に使えた方がいいと思うのですが、そうでない理由は二つあります。
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理由1 |
ひも付きでないと他の事業にとられてしまう |
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理由2 |
担当者が楽をしたいと考えている。 |
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担当者が、必要性を市の各部署や市民に説明するよりも
国が決めたことですと言う方が楽。 |
放射線に関しての白井市の対応でも、職員が自分達で安全を考え、市民に説明するより、国や県の言う通りにようという態度が感じられます。
(2) 千葉県と白井市は生産者を向いている
消費者庁は、消費の場でも放射線の測定する必要があると考えており、そのために農林水産省に働きかけて食品の測定器を使えるようにしています。そして、農林水産省は生産物の放射線測定用に自治体に補助金を渡しており、白井市もそのお金で測定器を利用しようとしています。
しかし、千葉県は「『農林水産省が指定した60件以外に測定してはいけない』と農水省が言っているので、それに従うように」と発言したようです。
県や市によっては、消費者よりも生産者を優先するところがあるようです。千葉県や白井市もそうだと思います。放射線について給食の安全対策を市に要望していますが、なかなか話が進みません。一方、梨の安全については、直ぐに対応しています。
白井市には、給食や食品を食べる人のことを重視した対応を望みます。東京の小金井市では市民が持ち込んだものを測定しています。
白井市(自分達の街)を一体どうするのか、それを市民が決められることが重要だと思います。
白井市議会 子どもの放射線量を引き下げる意見を否決 [7/11]
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文科省が福島県についての子どもの放射線基準値を年間20ミリシーベルトにする発表しました。それに対して親などからの反発がありました。そして、年間1ミリを目標にすると追加発表しました。
それにもかかわらず、白井市は年間20ミリ(1時間3.8マイクロ)を基準としています。
このような中で、白井市議会は、福島原発事故について下記の二つの意見書について採決をしました。しかし、二つとも否決されました。
- 子ども達が被曝する放射線の基準値を年間20ミリシーベルトより引き下げる
- 原発の撤退を決断し、期限を決めて原発をゼロにするプログラムを作る等
また、北総線5%弱値下げについて
- 北総線値下げ5%のための北総鉄道への補助金を削除する
という修正案が出されましたが、これも否決されました。これにより、市長も、市議会も値下げは5%でよいと合意したことになりました。
これら三つについて賛成した議員、反対した議員を下表に示します。
議員名 |
子どもの放射線
20ミリより引き下げ |
期限を決めて
原発ゼロに |
北総線5%値下げ
補助金削除 |
会派名 |
岩田 典之 |
○ |
(退席) |
○ |
結ゆうSHIROI |
幸正 純治 |
○ |
○ |
○ |
中村 繁太郎 |
○ |
× |
○ |
天下井 惠 |
○ |
○ |
○ |
山本 武 |
○ |
○ |
○ |
市民自治
ネットワーク |
影山 廣輔 |
○ |
○ |
○ |
福井 みち子 |
○ |
○ |
○ |
市民の声 |
松井 節男 |
○ |
○ |
× |
永瀬 洋子 |
○ |
○ |
○ |
自治とまちづくり |
鳥飼 博志 |
○ |
○ |
○ |
日本共産党 |
多田 育民 |
× |
× |
× |
会派まちづくり |
古沢 由紀子 |
× |
× |
× |
しろい政和 |
長谷川 則夫 |
× |
× |
× |
秋本 享志 |
× |
× |
× |
石田 信昭 |
× |
× |
× |
血脇 敏行 |
× |
× |
× |
谷嶋 稔 |
× |
(議長) |
素田 久美子 |
× |
× |
× |
公明クラブ |
石井 恵子 |
× |
× |
× |
植村 博 |
× |
× |
× |
鈴木 泰彦 |
× |
× |
× |
会派新風 |
議員名 |
子供の放射線引き下げ |
原発撤退 |
5%値下げ補助金削除 |
会派名 |
(順不同)
川口市 子どもの放射線の基準値を0.31 白井の測定値は0.62 [6/21]
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[7/11補足:野田市では年間1ミリシーベルト、1時間0.19マイクロシーベルトを基準にしました]
川口市では、子どもが受ける放射線量を独自に決めました。 その値は、0.31マイクロシーベルト毎時(年に1.64ミリ)です。 これを超える場合は、学校などでの屋外の活動を制限します。
一方、白井市で計測したところ、0.44(第二小)とか0.63(清水口保育園)マイクロシーベルト毎時となっています。
学校から家庭には、この値は文科省が福島県の値とした3.8マイクロシーベルト毎時(年間20ミリ)を下回っているとのお知らせが来ています。
しかし、川口市の例を知ったいま、この説明に納得できません。学校では、プール活動が始まっています。いますぐ、屋外活動の制限や禁止を望みます。
出直しの白井市長選挙 立候補予定者に公開質問 [5/14]
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市長選挙(22日)の立候補予定者に公開質問を行いました。その結果を示します。
〜 回答のまとめ 〜
氏名 |
北総線5%合意 |
住民投票 |
最重要課題 |
しばた圭子 |
反対 |
行う |
市政運営の見える化、政策決定過程への市民参加 |
横山くがこ |
賛成 |
行う |
市民参加と協働を基調とした『市民自治』のまちをつくる |
伊沢ふみお |
賛成 |
行う |
市民・議会・行政が一体となったまちづくり |
〜 個別の回答 〜
■質問1 北総線運賃問題(補助金による5%値下げ合意) |
前市長は、補助金を投入しての5%弱の値下げに合意しました。そして合意に基づき、北総鉄道に補助金を支払いました。しかし、5%弱では納得できない市民や議員もいます。5%弱値下げ合意に賛成ですか反対ですか。また、その理由を140字以内でお書きください。 |
しばた圭子 |
横山くがこ |
伊沢ふみお |
反対 |
賛成 |
賛成 |
京成電鉄は線路使用料として北総鉄道に資本費分12億円を支払う契約です。しかし、今まで北総が収受していた運賃収入を京成が受け取って北総に戻すという「実質ただ乗り」の契約です。北総に実質的に12億円入れば、自治体が補助金を負担することなく、法人税等を考慮すると約15%の値下ができます |
私自身も平均5%弱の運賃値下げ幅には到底満足していません。しかし、通学定期の値下げ幅は25%。今回の合意は、通学生をかかえる家庭の経済的負担の軽減に重点をおいた、現時点で唯一の「市民の利益」に資する政治的かつ現実的な対応と考えます。合意に伴う協議で、利便性や更なる値下げを求めます |
今、運賃の値下げを実現できる唯一の方法であると考えるからです。今後、市民の利便性向上のための運行方法について鉄道事業者に要望を行うとともに、6年目以降の対応については県・沿線5市との連携のもと進めてまいります。また、国への要望活動も行っていきたいと考えます。 |
■質問2 住民投票 |
2004年に印西市、本埜村、印旛村との合併について住民投票を行いました。もし合併の話が再びあった場合は、住民投票を行おうと考えていますか。また、その理由を140字以内でお書きください。 |
しばた圭子 |
横山くがこ |
伊沢ふみお |
住民投票を行う |
住民投票を行う |
住民投票を行う |
合併のような重大問題については、市は市民に充分な情報を提供して、市民と議論を尽くした上で、市民自ら意思表示をする機会を確保することが必要と考えます。議員も首長も選挙で選ばれますが、市民は全権委任しているわけではありません。重大問題では、住民投票により市民の意思を問う必要があります |
合併は市民生活に大きな影響を与える最重要な自治体改編です。『白井市市民参加条例』では「市長は、市に関する特に重要な事項に関して、住民の意思を直接問う必要があると認める場合は、住民投票を行うことができる」とあり、合併の可否について住民投票を実施したいと考えています。 |
住民投票については白井市市民参加条例23条で規定されており、合併問題は、広く市民生活全般にわたり大きな影響を与えるものであり、市に関わる特に重要な事項にあたると考えるからです。投票の実施にあたっては、市民が判断できるよう正確かつ十分な情報提供が大切と考えます。 |
■質問3 災害時の市の対応 |
県から白井市に対して、被災者受入れの問い合わせがありました。それに対して市は、当初は受入できないと回答しました。災害時の市の対応についての考えを140字以内でお書きください。 |
しばた圭子 |
横山くがこ |
伊沢ふみお |
市民の命、暮らしを守ることは市の基本的な責務です。今ある防災計画を被災者受け入れや備蓄品の量や内容も含めあらゆる事態を想定して、見直す必要があると考えています。また、地域においては自治会や、地元で活動する団体が連携し合える仕組みの構築が必要です。 |
災害時に最優先すべきは市民の安全確保です。今回の震災には想定マニュアルにより対応し、更に『市民は何を求め、安心を得るか』を考え、情報を早く正確に伝えようと極力努力しました。被災者受け入れは17日より福祉センターで実施しましたが、その検討中に『受け入れない』報道があり愕然としました |
このたびの被災者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。現在、被災者の受入れ体制が整い、教職員住宅等に居住されています。 災害時の備えについては自助(個人の備え)、公助(市の役割)のそれぞれの視点から具体的な対応をしてまいります。 |
■質問4 市役所庁舎改修など税金の使い方について |
財政が厳しい中で、市は市役所の建物を耐震化するための改修を28億円で行おうとしました。しかし、この金額は新築よりも高いという意見がありました。このような税金の使いをしようとした原因、その対策についての考えを140字以内でお書きください。 |
しばた圭子 |
横山くがこ |
伊沢ふみお |
行政の中だけの議論が問題だと認識しています。コンサルだけでなく民間の現状を調査したり専門家の意見を広く聞き、政策決定の過程を市民と共有することが必要です。当問題に限らず、予算編成等どの事業においても、有効で無駄なく税金を使うためには、充分な調査と市民が知り意見が出せる場が必要です |
市役所は、設備の老朽化が激しく耐震強度も不足しています。財政難の折、補助金や起債がなければ工事はできません。基本設計費が22年3月議会で承認されましたが12月議会で見直しの決議がされ、今後、新築か改修か、設備はどうすべきか等を、公募の専門家や市民を交えた検討委員会で検討し直します |
施設の実施方法などについては、税金の有効な活用の面からも経済性の原則に則り十分検討される必要があります。市庁舎改修については、財源として自主財源のほか、国の耐震改修補助金の活用を前提としたもので、制度変更もあり、今後より詳細に比較検討を実施いたします。 |
■質問5 ビジョン |
現在の白井市にとって、最重要と考える課題は何ですか。三つまで各30字以内でお書きください。 |
しばた圭子 |
横山くがこ |
伊沢ふみお |
1 |
市政運営の見える化、政策決定過程への市民参加 |
1 |
市民参加と協働を基調とした『市民自治』のまちをつくる |
1 |
市民・議会・行政が一体となったまちづくり |
2 |
総花的な基本計画を精査し、政策の優先順位を決める |
2 |
市民の交流を増やし、安心で希望の持てるふるさと白井をつくる |
2 |
防災体制を含め、早期の安全・安心なまちづくり |
3 |
職員の意欲を高め、職員の能力を引き出す人事管理と人材育成 |
3 |
子育て支援と高齢者福祉に努める |
3 |
北総鉄道運賃の公費を使わずに値下げする取組 |
前市長の失職に伴う出直し市長選が5月22日(日)に行われます。3名が立候補を予定しています。
北総線5%値下げ合意、前市長への支持/不支持 [4/22]
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毎日新聞が、市議候補者に「5%値下げのための補助金支払い」と 「前市長を支持するか否か」について聞いています。その結果が、22日の朝刊と 毎日のホームページ に載っています。
また、東京新聞などでも白井市について取り上げています。
議会改革、北総線5%値下げ合意 の議員の賛否 [4/16]
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私を含む市民有志は、市民のための議会改革を市議会に陳情しました。その結果、賛成11名、反対8名で採択されました。内訳を下表に示します。
議会の様子は、議会中継ページで見ることができます。操作方法は、- こちら -
参考として、自治基本条例、北総線5%値下げ、市長不信任についての賛否も併せて示しました。
議員名 |
議会改革 |
自治基本条例 |
北総線5%
値下げ合意 |
市長不信任 |
会派名 |
山本 武 |
○ |
○ |
× |
○ |
市民自治
ネットワーク |
柴田 圭子 |
○ |
○ |
× |
○ |
神田 悦男 |
○ |
○ |
× |
○ |
影山 廣輔 |
○ |
○ |
× |
○ |
永瀬 洋子 |
○ |
○ |
× |
○ |
自治とまちづくり |
鳥飼 博志 |
○ |
○ |
× |
○ |
日本共産党 |
岩田 典之 |
○ |
○ |
× |
× |
結ゆうSHIROI |
幸正 純治 |
○ |
○ |
× |
× |
中村 繁太郎 |
○ |
○ |
× |
○ |
福井 みち子 |
○ |
○ |
× |
○ |
市民の声 |
松井 節男 |
○ |
○ |
○ |
× |
多田 育民 |
○ |
○ |
○ |
○ |
会派まちづくり |
古沢 由紀子 |
× |
× |
○ |
○ |
しろい政和 |
長谷川 則夫 |
× |
× |
○ |
○ |
秋本 享志 |
× |
× |
○ |
○ |
石田 信昭 |
× |
× |
○ |
○ |
谷嶋 稔 |
× |
× |
○ |
○ |
素田 久美子 |
× |
○ |
○ |
○ |
公明クラブ |
石井 恵子 |
× |
○ |
○ |
○ |
長野 紘一 |
(議長) |
× |
議員名 |
議会改革 |
自治基本条例 |
5%値下げ合意 |
市長不信任 |
会派名 |
(順不同)
上記の表の注釈を下記に示します。
議会改革 |
市民ための議会改革を求めました。その賛否です。
単純に人数を減らせとか、給料を減らせとかを
求めた訳ではありません。詳しくは、- こちら - |
○…議会改革の陳情の採択に賛成
×…議会改革の陳情の採択に反対 |
自治基本条例 |
住民自治に基づく市の基本原則を定めた条例です。
情報公開、市民参加、住民投票などについて定めます。
「自治体の憲法」とも言われています。
市長が自治基本条例の予算を提案しましたが、
この予算と駐輪場予算の両方削除が提案されました。 |
○…自治基本条例の予算削除に反対
×…自治基本条例の予算削除に賛成 |
北総線5%
値下げ合意 |
5%弱値下げのために、沿線6市と県が北総鉄道に
一年当たり3億円払うことに、市長は合意しました。
しかし、議会ではこの合意に反対の意見が出され、
支払いのための予算削除が提案されました。 |
○…5%値下げの補助金削除に反対
×…5%値下げの補助金削除に賛成 |
市長不信任 |
不信任の原因は、議会が不承認にもかかわらず、
5%値下げのための補助金を専決処分で払ったことや、
公選法違反などがあるようです。 |
○…市長不信任に賛成
×…市長不信任に反対 |
なお、現職議員以外の立候補予定者も含めて、北総線運賃問題の考えが北総線の運賃値下げを実現する会のページにあります。
5%値下げのために、市長が議会を無視して専決処分をしたことに、反対している方は13名います。詳しくは、-こちら- をご覧ください
白井市議会選挙(24日)の立候補予定者28名に、白井市の課題について公開質問しました。その結果をまとめました。皆様の参考としていただければ幸いです。詳細は、 - こちら - からご覧になれます。
1 北総線運賃問題
2 住民投票
3 議会への市民参加
4 ビジョン
なお、北総線運賃の公開質問については、北総線の運賃値下げを実現する会でも行っています。その結果は、-こちら-
横山氏 市長を失職 再度の立候補を表明 [4/12]
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4月8日に横山くがこ氏は、市長を失職しました。ことのいきさつは、次のようになります。
3月28日に市議会は、市長不信任を可決しました。これは、市議会が承認していないにもかかわらず、北総鉄道に5%弱値下げのためのお金を払ったことなどが原因です。不信任となったので、市長は自分が辞職するか、議会を解散するか、どちらもせずに失職するかを選択することになりました。
不信任を受けて横山氏は、記者に「震災などの状況を考えると市長がいなくなるのは問題なので、議会を解散する」というような発言をしました。
にもかかわらず、4月7日には、「議会を解散しないで、市長が失職する。市長選挙に立候補する」と表明しました。
関連記事
[3/31] 千葉県議選の立候補予定者に公開質問 (再掲)
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県会議員選挙(4月10日)の立候補予定者3名に、千葉県や白井市の課題について公開質問しました。
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竹内陽子 |
田中宗隆 |
高城靖雄 |
北総線高運賃問題
白井市長は、補助金を投入しての5%弱の値下げに合意しました。しかし、5%弱では納得できない市民や議員もいます。
5%弱値下げに賛成ですか反対ですか。
「賛成」「反対」「どちらとも言えない」から選んでください。 |
反 対 |
( 無回答 ) |
(締め切りを過ぎ31日までお待ちしましたが、回答を頂けませんでした) |
賛否の理由 |
税の投入に反対です。そして、なぜ京成電鉄は北総鉄道に明確な線路使用料を支払わず、北総鉄道からアクセス特急に乗り換え分を京成電鉄が北総鉄道に戻すことで、それを線路使用料としていることに納得できません。さらに白井にとって利便性も悪くなった点です。 |
満足できる値下げではありません。しかし県や沿線市の協力を得て合意し、市の負担金が今迄の約半分ですんでいる事実はしっかり認識しなければなりません。市長が約束した合意は実行しながら、負担金ゼロ!更なる値下げ!の方法を模索し行動していきます。方策は必ずあるはずです。あります! |
詳細は、 - こちら - からご覧になれます。
[3/27] 5%値下げの北総鉄道補助金、自治基本条例の修正案の賛否
|
3月24日に2011年度予算についての議決がありました。
@ 市長が議会に予算案を提出
A 議会が予算案を修正
北総鉄道への補助金を削除することなど4つの修正案がだされました。
そのうちの二つについて賛成した議員、反対した議員を示します。
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自治基本条例策定事業 (21万円)と
駐輪場使用料助成(300万円)の両方の予算を削除
|
賛成 |
反対 |
北総鉄道補助金(3450万円)
の予算を削除 |
賛成 |
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岩田典之 ・影山廣輔 ・神田悦男
幸正純治 ・柴田圭子 ・鳥飼博志
永瀬洋子 ・中村繁太郎・福井みち子
山本武 |
反対 |
秋本享志 ・石田信昭
長谷川則夫・古沢由紀子
谷嶋稔 |
石井恵子 ・素田久美子・多田育民
松井節男 |
長野紘一氏は議長
*自治基本条例…住民自治に基づく自治体運営の基本原則を定めた条例です。
情報公開、市民参加、住民投票などについて定めます。
「自治体の憲法」とも言われています。
*北総鉄道補助金…5%弱値下げのために毎年払うものです。
B 修正した予算案について採決しましたが、反対多数となりました。
C 3月28日に議会を延長することになりました。
なお、24日に予定されていた「市民のための議会改革」の陳情の採決も、28日(月)に延期になりました。
県会議員選挙(4月10日)の立候補予定者3名に、千葉県や白井市の課題について公開質問しました。その結果をまとめました。皆様の参考としていただければ幸いです。詳細は、 - こちら - からご覧になれます。
なお、今回の大地震の影響がありますが、県会議員選挙は予定通り4月10日に行われるようです。
[3/16] 議会運営委員会は、十分な議論をしなかった
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15日の議会運営委員会に私達2名が陳情の参考人として呼ばれました。陳情内容は、「議会改革による市民生活向上を求める陳情」です(陳情の詳細は こちら )。委員会は議員7名+議長+副議長と私達2名で行われました。傍聴には7名の議員が来ていました。
私達は、参考人という立場だったので、主に委員(議員)からの質問(質疑)に答えるという立場でした。それでも、「議会は議員同士や市民との議論を深め、合意をつくりあげて欲しい」ということを訴えました。それは、1時間以上にも及びました。
委員からの質疑が終わり、議員同士の討論という場面になりました。一人の委員が賛成討論をしました。続いて二人目の委員が、趣旨採択の発言をしました。すると、そこで討論が中止され、ただちに採決が行われました。それが決まりだということです。
「議論を深めて合意を創りあげて欲しい」ということについての議論が打ち切られました。採決の結果は、賛成3名(半数)となり、委員長判断で趣旨採択が決まりました。
趣旨採択という言葉からすると、「概ね賛成」という印象を持ちますが、後で聞いた話では、「賛成しないが聞いておく」というニュアンスのようです。
24日の本会議で、この陳情についての討論が行われる予定です。是非とも、議員同士の議論を聞きたいと思います。
[3/7] 市民のための議会改革 15日(火)に議会運営委員会
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当会のメンバーと市民有志で、市民のための議会改革を陳情しました。その審議が3月15日(火)の10時から議会運営委員会で行われます。私達は、そこで参考人として意見を述べることになりました。
是非、傍聴にいらしてください。場所は白井市役所の6階委員会室です。陳情内容を下記に示します。
--- 議会改革による市民生活向上を求める陳情書 ---
■陳情の趣旨
白井市議会をとりまく状況は以下の通りです。
(1) 市民が議会に注目している。
(2) 地方分権により議会の活躍の場が広がっている。
(3) 白井市では部分的にではあるが、議会に対して市民が参加している。
例 公聴会などへの市民参加
議員有志による議会報告会
市町村合併時の議員同士のディベート
■陳情事項
(1) 市民に対して積極的に分かりやすく情報を公開すること。
(2) 議員同士や行政、市民との討議を進め、合意を導くこと。
(3) 議会への市民参加を進め、議会と民意の乖離を縮めること。
(4) 上記(1)〜(3)を条例などで制度化すること。
参考までに、議会改革の具体例を下記に示します。
- 議会報告会の実施
- 傍聴者の発言機会の設定
- 議会基本条例の制定
- 議会による予算案の審議や決算評価の充実
- 議会による行政評価の実施
- 議会事務局の充実、活用
- 通年議会の実施
- 議会中継システムの改善
- 執行部への反問権付与、執行部との公開協議
- 採決結果の公開 (注)
注: 2月の議会だよりから、各議案について賛成した議員、反対した議員が載っています。
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[2/13] 市長と議会の役目は市民の合意をつくること
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福嶋浩彦さんの講演を聴きました。 市長や議会は市民の合意をまとめるリーダだということに 認識を新たにしました。 リーダには二つの役目があると思います。
(1)リーダは理性と信念で方向を決める
単に市民の意見を聞くだけなら、アンケートのプロであればよい。
(2)リーダは合意を市民の間に作る
合意を作らないならば、それは独裁者や多数派の横暴である。
主権者である市民の合意を作る。 そのために行政や議会への市民参加が大切なのだと思います。
市民は、市長と市議会議員をそれぞれ選びます。 それぞれの役割は何か。 市長や議員は本当に市民のために働いているのか。 市民のために働いてもらうには、市民はどうすればよいのか。
そんなことの参考になる話がきけると思います。
白井市では、市長は北総線運賃を5%の値下げでよしとしています。しかし、議会は5%でよしとする意見とさらなる値下げを求める意見が別れています。どうすれば、本当に市民のためになるのでしょうか。
日時:2月13日(日) 午後2時から
場所:白井市文化会館中ホール
講師:福嶋浩彦(消費者庁長官、元我孫子市長)
(福嶋さんの話は、とても分かりやいです)
天気予報:晴れ
23日に白井市議会の最大会派の報告会があり、参加してきました。以前から他の会派でも行われてきましたが、最大会派が行ったことは、市民にとって一歩前進と考えています。
市民の参加者は3名と寂しかったのですが、今後に期待したいと思います。
内容は、北総線や市庁舎、後期基本計画についての話があり、議論を重視していくということでした。その議論の過程と結論が分かりやすく市民に説明されれば、市民の関心も高まり、よりよい方向に進むと思います。
専決処分についての考えを聞いたころ、「本来は望ましくないが、今回はやむをえない」という回答でした。
[2011/01/13]市議会選挙 大いに疑問な民主党公認の人選
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昨日、白井市の民主党の代議士のチラシが入っていました。それによると、4月に行われる白井市議会選挙において、民主党の現職のお二人を公認せず、新人を公認するとのことです。
現職のお二人(山本武、神田悦男)は、独自に議会報告会を開き、市民と意見交換をするなど、市民の立場で活動をしています。その二人を公認せずに、新人を公認するのは、どうにも理解ができません。
[12/23] 5%値下げの補助金 専決は違法 市民有志が提訴
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白井市長は、議会の議決を得ずに、5%値下げのために北総鉄道に補助金を支払いました。(専決処分)
これに対して市民有志は、
「補助金として税金を支払うことは、京成のただ乗りを認めることになる。
議会の議決を得ずに専決処分で支払ったことは、違法である」
と訴え、21日に千葉地裁に提訴しました。
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[12/04] 3日の朝日新聞に、白井市の市長と議会の対立が掲載
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12月3日(金)の朝日新聞(朝刊 首都圏ページ)に、議会が2回も否決した補助金を市長が支払ったことが載っています。
[11/28] 白井市民活動まつりに当会のポスター展示
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11月28日に市民活動祭りが行われました。まちづくり関連など各グループの紹介が行われました。当会では、ポスターを展示してご来場された方に説明しました。
そのときのチラシを こちら に掲載します。
- 北総線補助金 市長と議会が対立
議会は2回否決したが、市長は専決処分で支払い
- 成田スカイアクセス開通後
成田空港直通の乗客…京成本線並み(1.2倍) 白井市の乗客…高運賃(2.1倍)
- 一部事業で入札方式改善 4000万円削減
【北総線と成田スカイアクセス線の違い】
通常は、一つの線路には一つの名前がついています。例えば、船橋〜新鎌ヶ谷〜柏は、東武野田線と呼ばれています。この区間の電車を運行しているのは、東武鉄道で、その収入も東武鉄道のものになります。
しかし、高砂〜新鎌ヶ谷〜印旛日本医大は、北総鉄道と京成電鉄の二つの会社が電車を運行しています。その収入は、二つの会社に振り分けられます。
[その振り分け方が問題になっています。
詳細は、 北総線値下げ裁判の会 のページをご覧下さい。]
収入だけでなく、名前も別々になっています。京成電鉄について呼ぶ場合には、成田スカイアクセス線と呼んでいます。
[10/2] 北総鉄道への補助金案を再々提出→廃案
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横山市長は、北総鉄道への補助金案を9月議会最終日に提案しました。結果は、補助金賛成派10名、反対派10名で同数のため、廃案となりました。議会は最終日の28日深夜まで行われましたが、議長を出した側が1名減の9名となるため、議長を決められず、流会となり廃案になりました。
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【 北総鉄道への補助金とは 】 |
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北総鉄道が運賃を5%弱(4.6%)値下げするために、白井市など沿線6市と千葉県が北総鉄道に一年当たり3億円払うことです。 |
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・賛成意見・・・5%弱の値下げでも利用者の負担が減る |
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・反対意見・・・市民の税金を使わなくても、さらなる値下げは可能 |
廃案となった後の市長の対応が注目されています。議会の承認なしに補助金を支払う、つまり専決処分をするのではないかという見方があります。市は次のように発言しています。
市の幹部:「市長が判断すべき時期だ」
横山市長:「専決処分はしたくない」
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【 専決処分とは 】 |
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通常は、予算や条例など市民にとっての重要事項は議会が決定をします。議会の議決を得ずに、市長が決めることを専決処分といいます(参考:三重県議会)。最近では、鹿児島県の阿久根市で問題になっています。11月8日(地域版)や24日(夕刊)の日経新聞に載っています。 |
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ページの先頭へ
市議会の様子がインターネットでも見られるようになりました。どの議員がどんな発言をし、市長や市職員がどう答えたかが分かります。ただし、居眠りしている人がいたとしても、それは映らないでしょう。
[1/29] 北総線も京成並みの運賃! ただし、成田空港利用者のみ
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今年の夏に、印旛日医大〜成田空港が開通します。京成電鉄は、高砂〜千葉ニュータウン〜成田空港の運賃を950円で申請しました。
これは、ほぼ京成並みの運賃です。京成本線経由(船橋経由)は890円なので、約7%程度高いだけです。
しかし、京成並みの運賃になるのは、成田空港利用者のみです。千葉ニュータウン利用者は現在のままの運賃が申請されました。
例えば、高砂〜千葉ニュータウンの現在の運賃は760円ですが、京成並みの運賃になるのなら360円のはずです。しかし、760円のままです。
高砂から成田空港まで乗れば京成並みの運賃なのに、途中の千葉ニュータウンで降りると、なぜ京成より2倍以上高い運賃なのか?
この点について、運輸審議会の公聴会では、法律や利用者数、他社比較などきちんとした根拠をもとにして指摘(北実会のページ参照)がありました。それに対して京成電鉄の社長からは納得できる話を聞けませんでした。
これらは、1月26日と28日の運輸審議会の公聴会を聞いて分かったことです。この他にも、通過時のホーム上での安全、通過待ち時間、会場の様子などお伝えしたいことは、多々ありますが、次回に書きます。
[2010/1/1] 高運賃についての公聴会の締め切りは1月6日
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公聴会の申込締切が、1月6日(水)に迫っています。
- 公聴会では、高砂〜千葉NT〜成田空港駅の運賃について意見を述べる事ができます
- 公聴会を傍聴する事ができます。
この公聴会は、運輸審議会が市民の意見を聞くために開くものです。運輸審議会とは国土交通省が設けたもので、実質的に運賃を許可/不許可する会です。
公聴会を傍聴するためには、往復はがきで1月6日(水)必着で国土交通省に申し込む必要があります。詳しくは、こちらの国土交通省のページをご覧下さい。
[12/23] 北総線の高運賃を京成並みへ是正を求める 白井市議会
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22日、白井市議会は、北総線の高運賃是正を求める意見書を国会や政府に出す事を全会一致で決めました。
[9/27] 北総線の運賃対策 圧倒的に重要かつ不満
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白井市は住民意識調査を6〜7月に行い、その結果が一部公開されました。市民が重要視している事は何か、満足/不満足と思っていることは何か、その結果が公開されました。
市民が最も重要視している事は「北総線の運賃対策」です。そして、それは最も不満に思っていることです(それも圧倒的に)。詳しくは下記の図をクリックしてご覧下さい。
[9/5] 県は、北総鉄道の値下げを5%で決めようとしています
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森田県知事は、北総線沿線の市長と村長に5%値下げで合意を求めています。本日(5日)その会議が行われています。
これで沿線市民が納得できるでしょうか? 一駅300円が290円です。これでは、自転車を利用したり、白井市から引越しする人も増えると思います。
東京湾アクアラインは3000円が800円に値下げになりました。北総線も親会社の京成電鉄並みになれば、利用者も増え、市民も喜ぶと思います。
読売新聞の記事へのリンク
市議会や委員会を傍聴し、議員の質問内容や態度をチェックしようという主婦グループが四街道市で生まれました。驚いたのは、グループの平均年齢が70歳ということです。
グループのメンバーは「家でインターネット録画を見ているのでは分からなかった。市の行方を決める大事な場のはずなのにと、ショックだった」と発言しています。
四街道市では、インターネットで議会中継をしていますが固定カメラのようで、全体の一部しか写っていなく、しかも発言者は小さくしか写りません。
それでも、インターネットで見ることができるという点で、白井市より進んでいます。
朝日新聞の記事へのリンク
四街道市議会へのリンク
3月25日の市議会において、横山市長が予算と副市長案を提出しました。そして質疑と採決が行われ、共に賛成多数で成立しました。
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(1) |
予算案には次のような特色があります。 |
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・駐輪場整備計画の平置きを含めた見直し |
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・乳幼児医療費助成の拡大 |
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・耐震診断に要する経費の助成 |
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(2) |
新副市長は千葉県庁から来た方で、財政を担当したこともあるそうです。期待しています。 |
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(3) |
「政策協定書に関する陳情書」の一部採択を受けて、調査特別委員会を設置する決議案が永瀬議員から提出され、質疑と採決が行われました。 |
賛成した議員、反対した議員を下表に示します(順不同)。
議員名 |
予算 |
副市長 |
調査特別委 |
会派名 |
山本 武 |
○ |
○ |
× |
市民自治ネットワーク |
柴田 圭子 |
○ |
○ |
× |
神田 悦男 |
○ |
○ |
× |
松井 節男 |
○ |
○ |
× |
市民の声 |
福井 みち子 |
○ |
○ |
× |
影山 廣輔 |
○ |
○ |
× |
岩田 典之 |
○ |
○ |
× |
結ゆうSHIROI |
幸正 純治 |
○ |
○ |
× |
鳥飼 博志 |
× |
○ |
× |
日本共産党 |
長野 紘一 |
○ |
○ |
○ |
公明クラブ |
素田 久美子 |
○ |
○ |
○ |
石井 恵子 |
○ |
○ |
○ |
多田 育民 |
× |
○ |
○ |
会派まちづくり |
中村 繁太郎 |
× |
○ |
○ |
結ゆうSHIROI |
古沢 由紀子 |
× |
○ |
○ |
しろい政和 |
長谷川 則夫 |
× |
○ |
○ |
秋本 享志 |
× |
○ |
○ |
石田 信昭 |
(議長) |
谷嶋 稔 |
× |
× |
○ |
永瀬 洋子 |
× |
× |
○(提出者) |
自治とまちづくり |
----- |
賛成11,反対8 |
賛成17,反対2 |
賛成10,反対9 |
----- |
○・・・賛成、×・・・反対
採択 : |
請願(陳情)について、これを肯定する議会の意思決定をいいます。通常、要望した願意は妥当性があると判断し、実現性が強いと判断した場合の決定です。 |
一部採択: |
請願(陳情)の一部に賛成し得る部分があった場合、その部分を指定して採択することです。 |
白井市の市長は昨年12月に横山市長に変わりました。25日(水)には、新しい副市長が市議会に提案される予定です。
市議会で賛成する議員が過半数いれば、新しい副市長が決まります。
3/15 子育て支援が進む 4/1より新園舎で一時保育等を予定
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白井市は、南山保育園を新しい園舎にし、通常の保育の他に下記のことを4月1日より行う方針を固めました。
横山市長は、マニフェストで「子育て環境を整える」と言っていましたが、その実現に向けて一歩進みました。
参考記事:千葉日報 2009年3月12日
2/28 [市民自治講座] 違う意見の人の話を聞き、対話すること
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2/25に行われた市民自治講座に参加しました。講師は元我孫子市長の福嶋さんです。
お話の中で、一番大事だと思った事は、
「市民自治」で大切なことは 「自分と違う意見の人の話を聞き、対話すること」
だということです。その通りだと思います。
福嶋さんは、 介護保険についての意見が厚生省と違いましたが、 それを認めさせました。 また、市民と市役所でもめている所に行き、 市民と徹底して議論もしたそうです。
説得力があります。
さて、私達、白井市民はどうでしょうか? そして、白井市民が選んだ市長、市議会議員はどうでしょうか? 人の話を聞いて対話し、議論しているでしょうか?
丁度、3月議会が行われています。 市議会を傍聴してみようと思います。
2/21 船橋市議会 日曜日にも議会開催、インターネット生中継
|
船橋市の議会は定額給付金について日曜日に議会を開催します。白井市の議長は、「市民と目指す新しいまちづくり」と言っています。白井市でも日曜日の開催やインターネットでの配信などを行って欲しいと思います。
参考:毎日新聞記事
12/30 マンション高さ規制 市民、業者、市が対立 市民に支払命令
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船橋市は、高さ規制条例を設けようとしています。この目的は、市民にとって良好な住宅環境を守るためです。しかし、条例が作られる前に業者がマンションを建設しようとして、問題になっています。
市 :高さ規制の実施を延期した。
業者:条例ができる前に駆け込みでマンションの建設を始めた。
市民:高さ規制の早期実施、駆け込み建設の防止を求めている。
このような状況で、業者は、市民が建設を妨害したとして千葉地方裁判所に訴えました。そして、裁判所は「市民に対して850万円の支払い」を命令しました。
法律的に詳しいことは分かりませんが、何か違うんじゃないかと思います。
なお、高さ規制条例は、東京や神奈川では高さ規制条例を設けている自治体もありますが、千葉県では初めてです。白井市でも設けていません。
12/21 市議会では、横山新市長への質問が相次ぐ
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明日(22日)から市議会の一般質問が始まります。興味深いのは、質問事項を「市長の政治姿勢について」としている議員が12人もいることです。普段は、あまり一般質問しない議員も今回は質問しています。
同じタイトルでも、その意図や内容は様々だと思われます。
各議員の発言を聞けば、議員の考えの違いが明確に分かると思います。
議員名 |
日付 |
質問事項 |
中村 繁太郎 |
22日 |
市長の政治姿勢について |
長野 紘一 |
市長の政治姿勢について 他 |
松井 節男 |
職員の処分について 他 |
福井 みち子 |
市長の政治姿勢について |
永瀬 洋子 |
24日 |
市長の政治姿勢について |
岩田 典之 |
市長の政治姿勢について |
神田 悦男 |
市長の政治姿勢について 他 |
谷嶋 稔 |
市長の政治姿勢について |
秋本 享志 |
市長の政治姿勢について |
長谷川 則夫 |
25日 |
市長の政治姿勢について |
多田 育民 |
市町村合併問題について 他 |
柴田 圭子 |
市長の政治姿勢について 他 |
山本 武 |
市長の政治姿勢について 他 |
鳥飼 博志 |
建設事業の見直しについて 他 |
古沢 由紀子 |
26日 |
市長の政治姿勢について |
幸正 純治 |
市の教育行政について 他 |
私も議会傍聴に行きたいのですが、議会が行われるのは、平日の昼間です。土日もしくは夜間に行って欲しいと考えています。せめて、インターネットで録画が見られるといいと思います。
実際に我孫子市では、インターネットで議会の録画を見ることが出来るだけでなく、採決結果(どの議員が賛成したか反対したか)もホームページや議会だよりで見ることが出来ます。
白井市では、議事録を検索できるようになっていますが、録画や採決結果を見ることはできません。
17日の市議会で、新市長の所信表明がありました。そのときは、議会の傍聴席は満席で、入れない人もいるほどでした。白井市民だけでなく、新聞記者や近隣の議員も来ていました。
新聞社 |
タイトル |
毎日新聞 |
白井新市長、合併協に参加せず 印西などに方針伝える |
産経新聞 |
「住んで良かったと思える市政を」県内初の女性市長初登庁 |
既に報道されているように、横山くがこさんが白井市の市長に決まりました。
駅頭で「自分達の街のことは自分達で決める・・・」と言っていたことが、印象に残っています。市民参画が広まり、市民のための街づくりが行われる事を期待します。
新聞社 |
タイトル |
毎日新聞 |
選挙:白井市長選 初当選の横山氏「誇りある街づくりを」 |
朝日新聞 |
横山氏が初当選 |
東京新聞 |
保育園対策に意欲 横山・新白井市長『まず調査やらないと』 |
今度の日曜日(7日)には、市民活動まつりが行われます。しろい環境塾や白井子ども劇場など様々なグループの活動発表があります。是非、いらしてください。
●日時:12月7日(日)9時30分から15時30分まで
●場所:白井市保健福祉センター(ウエルぷらっと)市役所となり
詳しくは、市のホームページに載っています。市民活動まつりのパンフレットもあります。
特定候補を攻撃する怪文書(ヤミビラ)が何種類も配布されています。
怪文書が多いということは、それだけ利権がからんでいるとも言われています。
市長が人気取りの大盤振る舞い
↓
借金が増え、市役所職員の退職金が払えない
積極的な情報公開と行財政改革が進んだ市と遅れた市の差が顕著になる
詳しくは、相馬市長のエッセーをご覧ください。面白かったです。
最近の住民投票に関するニュースを集めました。
日付 |
市町村名 |
内容 |
参考記事 |
2008/11/21 |
長崎県東彼杵町 |
住民投票へ2552人分の署名提出 合併協設置問う |
毎日新聞 |
2008/11/20 |
熊本県植木町 |
熊本市との法定合併協の是非、住民投票告示 |
朝日新聞 |
2008/11/19 |
福岡市 |
こども病院移転 住民投票条例案を否決 |
西日本新聞 |
2008/11/18 |
熊本県城南町 |
住民投票:城南町長の解職是非 |
毎日新聞 |
2008/11/18 |
福岡県二丈町 |
前原市と志摩町との合併賛否、住民投票告示 |
毎日新聞 |
市町村名 |
内容 |
参考記事 |
室蘭市 |
市長退職金を廃止 |
四国新聞 |
小樽市 |
市長退職金を2/3削減 |
小樽ジャーナル |
尼崎市 |
市長退職金を500万円に削減するという市長の提案を市議会が否決 |
尼崎市議のブログ |
市長選挙開始。候補者の話を聞くには街頭演説などに限定される。
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選挙期間中は、ホームページで候補者の氏名などを書くことは法律に抵触する可能性があるため、詳細を書くことができません。
候補者のお話を聞くには、街頭演説などに限られます。各事務所に電話で聞けば、いつどこで演説があるかが分ります。
11/16 市が第一地区コミュニティーセンターの意見募集中
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市は、第一地区(16号線北側の中央公民館付近)にコミュニティセンターを建築しようとしています。その基本設計が完成し、それに対して市民の意見を求めています。
しかし、これを見ても私には妥当かどうかよく分かりません。
- なぜ、この規模にしたのか?
- なぜ、陶芸室があるのか?
- なぜ、和室が二つもあるのか?
- そもそも予算や費用対効果は?
- 建築後の評価基準は何か?
詳しい人(市職員など)なら分かるのでしょうけれど、一般市民に意見を求めるなら、もう少し分かりやすく説明して欲しいと思います。
なお、基本設計書は市のホームページや広報しろい11月1日号に載っています。
立候補予定者3名に、白井市の課題と解決策について11項目のアンケート(公開質問)をしました。アンケート結果をこちらに載せました。
3名の方にお送りした質問用紙をこちらに載せました。
なお一部地域に配布したチラシに語句の漏れがありました。お詫びして訂正します。正誤表をこちらに載せました。
10/18 白井市長選挙の立候補説明会 3陣営が参加
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16日に白井市長選挙の説明会があり、下記の3陣営が参加しました。
- 横山久雅子 無所属 (立候補表明済み)
- 伊藤仁 無所属 (立候補表明済み)
- 流山市内の会社経営男性の陣営 (立候補未表明)
私達は、3陣営に公開質問状を送りました。後日、ホームページで公開します。
−関連記事−
・千葉日報 立候補予定者 説明会に3陣営 白井市長選
・東京新聞 「市長選これ以上待てない」 白井市選管 予定通り来月30日決行
10/8 四街道に74歳の新人市長 「市民パワーの勝利」
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10月5日に四街道市で市長選挙がありました。その結果、新人のNPO法人理事の小池正孝さんが、現職の高橋市長を破り当選しました。
小池正孝(74歳) |
無所属 |
14,591 票 |
高橋操氏(53歳) |
無所属(自民、公明推薦) |
14,441 票 |
四街道市では、千葉市との合併問題や地域交流センター建設問題があり、それぞれ住民投票を行いました。それが今回の結果につながったのではないでしょうか。
−関連記事−
・JanJanニュース 市民が崩壊させた自公民3党支配の市政 四街道市長選報告
・毎日新聞 四街道市長選 「市民パワーの勝利」 初当選の小池氏が会見
・東京新聞 四街道市長選 小池氏が初当選 74歳新人 高橋氏の3選阻む
なお、白井市では11月下旬に市長選挙が予定されています。(11月30日に決定)
西白井の給食センターの隣に、葬祭場が建設されます。10月着手で来年3月完成予定です。
業者から近隣に対して事前に説明がありました。しかし、対象となったのは、敷地からわずか20mの範囲内です。 そんな中で、付近の市民が320名の署名を市に提出し、7月2日にまちづくり審議会が開かれ、多くの市民が傍聴しました。
これから審議の結果をまとめて市長に答申する予定です。
なお、まちづくり審議会は、白井駅前マンション建設に対して市民が意見したことにより、開催されるようになりました。
白井駅前のマンション建設では、市民の意見がきちんと反映されたとは思えませんが、今回はどうなるのでしょう。 市民の意見が反映されるまちづくりを望みます。何といっても自分達(市民)の街なのですから。
”会社は誰のものか”という話があります。では、街は誰のものなのでしょうか。
建設予定地の写真です。道も狭く、この先の交差点は見通しも悪く、信号もありません。
杉並区ではごみ公害の問題があります。その対策の一つとして区長がレジ袋税を提案しました。しかし、議会や商店会は反対しました。
そこで、区長は市民や商店会と誠意を持って話し合いをしました。その結果、環境&健康のためにレジ袋を減らすという合意ができ、条例が可決されました。
杉並区長の話がこちら(日経BP)に掲載されています。
3/24 緊縮予算を否決。学生による財政白書は増刷中。
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鎌ヶ谷市議会は全会一致で予算案を否決しました。財政が非常に厳しいので、市は従来より金額を減らした予算案を作りましたが、全ての議員がそれに反対しました。
一方、学生達が作成した財政白書は好評のようです。第1刷は完売で、ただいま増刷しており、3月下旬から4月上旬に販売予定です。
この白書を半分ほど読みましたが、とても分かりやすくお勧めです。「財政に関心はあるけれどよく分からない」という人にもよく分かります。
例えば、「貯金を使い続けて、今では10億円以下に減っている。多い年には10億円ぐらい貯金を使うことを考えると、危ない状況と考えられる。」という事がグラフを用いて書かれています。
鎌ヶ谷の学生達が自分達で財政白書をつくりました。15日にその発表会があり、参加してきました。この若さで自分達の街の問題に興味を持ち、さらに問題に取り組んだことに対して、素晴らしさと心強さを感じました。詳しくは、こちらのページ(ザイバク計画)を参照してください。
また、当日の参加者も30〜40名にのぼり、市民の関心の高さを感じました。特筆すべきは、主催者以外にも学生が数名参加していたことです。白井市では・・・?(自分の学生時代を振り返ると偉そうなことは言えませんが)
このグループの活動はさらに続きます。まず、5月には鎌ヶ谷市内を中心に説明会(勉強会?)を行うとのことです。
3/1【市民自治】市長が道路用の暫定税率を望むなんて
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2/27に市民自治についての講座に参加してきました。ガソリン税の暫定税率延長が国会で可決されましたが、全国のほとんどの市町村長が暫定税率延長と道路特定財源(道路のための税金)の維持を要望しています。自治の面から見てそのおかしさが指摘されました。
ガソリン税に払ったお金は、市として見れば道路関連にしか使えないお金です。
↓
市長がそのお金を福祉や教育に使おうとしてもできません。国が使い道を決めます。
↓
要望した市町村長は、「自分で使い道を決められなくてもいいです。どうぞ国が決め下さい。」と言っているのと同じです。
なんで、市長自らそんな要望をするのか理解に苦しんでいたら、一つヒントがありました。ある市が要望を出すのを拒もうとしたら、県から圧力を受けたそうです。
「圧力があったら、記者会見で公表するという手段もある」と講師の福嶋さんが言っていました。実際に、福嶋さんは我孫子市長のときに、介護保険に関して市民の立場に立った政策を実施するため、国に対抗してそれを認めさせました。
ちなみに、暫定税率延長と道路特定財源の維持の要求をしなかったのは、尼崎、国立、狛江、綾部、広島、仙台の6市長です(白井の中村市長はそのなかにはいません)。この6人は圧力を跳ね返した人とも言えそうです。新聞記事へのリンク→朝日新聞,Yahooニュース。
2/9に北総線運賃についてのミニ集会(主催:北総線運賃値下げを実現する会[北実会])があり、参加してきました。そこで分かった事は
参考資料
おまけ
先週(3日)、白井市長や印旛村議長も参加した北総線についてのシンポジウムがありました。残念ながら大雪のため参加できませんでした。会場の文化会館が駅に近ければ行けたのに・・・。
2/2 コミュニティセンター新築! 市が基本方針発表
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1/25の委員会で市は、コミュニティセンターの基本的な整備方針を発表しました。
<今後のスケジュール>
2008年 |
|
2月 |
市議会予算審議(基本設計と地質調査の委託料1000万円) |
4月 |
地元住民への説明会 |
9月 |
建設準備委員会に素案を説明。広報にも掲載。 |
10月 |
市民からパブリックコメントを募る |
11月 |
委員会開催 |
2009年 |
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1月 |
基本設計を完成 |
2月 |
委員会開催 |
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パブリックコメントの結果を広報等でお知らせ |
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地元の説明会 |
(年度内) |
建物の実施設計 |
2010年度 |
工事着工 |
<コメント>
方針には既存施設の利用も図られています。
しかし、市の前期基本計画には5億円とあります。
それを優先する必要があるのでしょうか?
市から、市民に納得のいく説明があるのでしょうか?
1/23に市民自治についての講座に参加してきました。市民自治のポイントは、次の3つです。
(1) 市民が自分達で街の理念や方向性を決める
(2) 市民が自分達で地域をつくる
(3) 行政を市民のコントロール下に置く
具体的な話では、古利根沼の自然を守るため、学校の耐震化を行うために、市民はあえて国債より利率の低い市民債を買ったという話がありました。何に使われるか分からない国債より、地域の特定の目的のために出資したのです。募集額の5倍の応募がありました。講師の福嶋さんが市長をしていた我孫子市の話です。
白井市ではどうでしょうか? 私達はどのような街をつくるために喜んで出資するでしょうか? 梨ブランデー会社の株を持っている(出資している人が)どれほどいるのでしょうか。また、コミュニティセンター建設への出資はどうでしょうか。
読売新聞や千葉日報(記事へのリンク)に記事がでています。
12月25日より重機を用いてマンション建設が始まりました。
↓
白井駅前は白井の顔です。白井の顔には14階建てマンションが相応しいでしょうか?
↓
文化会館や図書館の方がいいと考えます。しかし、既に駅から離れたところに両方ともあります。建替え時まで空き地にしておくのは能が無いし・・・。
↓
市はどのような考え(ビジョン)を持ち、決めたのでしょうか? 建設反対の署名が市に提出されましたが、市民の意見は反映されているのでしょうか。
白井市はまちづくり条例を持ち、市民参画を唱えています。市民参画で白井の顔を決める事が大切だと考えます。
市民は、住民投票により圧倒的多数で建設反対を決めました。投票率が低いと思われる方もいるかもしれませんが、2004年の四街道市長選挙の投票率とほぼ同じです。
賛成 |
7,962 票 |
反対 |
25,384 票 |
投票率 |
47.6% |
参考 2004年の四街道市長選の投票率は49.3%
この結果を受けて、投票日の翌日(12月10日)に市長は建設を断念すると発表しました。この様子を録画したものを四街道市議会のホームページから見ることができます。
ウインドウズメディアプレーヤー用はこちら。リアルプレーヤー用はこちら。
固定カメラなので表情がほとんど見えないのが残念ですが、白井市議会に比べれば進んでいます。白井市ではこちらの議事録検索ページで議事録(文書)を見ることができす。
参考記事
12/09 ハコモノ建設是非の住民投票を実施。四街道市市民。
|
今日(12月9日)、四街道市で「地域交流センター建設の賛否を問う住民投票」が 実施されます。 地域交流センターに関する事業費は21億円です。
それだけの投資をする価値があるか否かが 市民一人一人に問われています。
9日の夕方に投票所に行ったころ、60歳ぐらいの夫婦やベビーカーに赤ちゃんを乗せて来ている夫婦、小学生の子を連れたお母さんなど、2〜3分の間に8人程度投票に来ていました。市民の関心が高いのだと感じました。期間中は駅頭などで建設賛成、反対のアピールが行われたとのことです。
住民投票が実現するまでには、多くの市民の努力がありました。行政に疑問を持った市民が夏の暑いなか署名を集め、それに市民が応えました。その四街道市民の手記がこちらからご覧になれます。
参考記事
10/25 ハコモノ建築を住民投票で決める条例可決。四街道市議会。
|
四街道市では、21億円で「地域交流センター」を建築するか否かを住民投票で決める事になりました。70名もの市民が見守るなか、建築の賛否を問う住民投票条例が、12対7で可決されました。(参照記事→千葉日報)
これほど多くの市民があつまるなんて凄い! 白井市でも数億円をかけてコミュニティセンターを建築する検討を進めています。他人事とは思えません。
白井市での2004年の住民投票の実施は13対10で可決されました。詳しくはこちら。
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